StickPackage

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更新日 2010-03-08 | 作成日 2008-02-09


StickPackage

for VectorWorks

名称未設定 1.jpg

StickShadowについて

StickShadowは、任意の高さの棒を立てたときに落ちる日影の方向と長さをVectorWorksの用紙上に表示させることができます。日照定規等に対する知識があれば、建物のボリュームチェック等、様々なシミュレーションを素早くおこなえます。

shadow1.gifStickShadow / shadow_c1.gifStickShadow Custom



StickShadowとStickShadow Customの2種類があり、StickShadowは冬至、夏至等の季節を指定することで影を生成し、StickShadow Customは季節のかわりに太陽赤緯を指定することで影を生成することができます。また、StickShadowは初めから線の色、種類、太さ等が決められていますが、StickShadow Customではそれぞれクラス属性の設定に従います。StickShadow Customが利用するクラス名にはその最初にStickShadow-が付いていますので、この名前のクラスの設定を変更することで各時刻、軌跡(等高線)の線種等をコントロールすることができます。
パレットの部分をクリックしてからVectorWorksの用紙上をクリックすると、そこに棒を立てたときの8時から16時までに落ちる影が最高で15分間隔の細かさで描かれます。その影はひとつのプラグインオブジェクトというものになっていて、VectorWorksのデータパレットを操作することでいろいろな地域や季節によってかわる影の動きをシミュレートすることができます。
下図はStickShadowとStickShadow Customで最初に影を生成させるときに表示される設定ダイアログです。左側がStickShadow、右側がStickShadow Customですが、御覧のとおり時期の指定の仕方が違います。各設定はあとから変更できますのでとりあえずOKボタンをクリックしてから用紙上をクリックし影を生成させて下さい。

shadow2.gif

用紙上をクリックすると下図のような図形が現われます(StickShadowの場合)。
shadow.gif

shadow3.gif生成させたStickShadowを選択状態にすると、VectorWorksのデータパレットには左図ような項目が追加されていることがわかります。左側がStickShadow、右側がStickShadow Customの場合です。これらは選択状態のStickShadowがどのような条件で影を描いているかを示しています。左側のStickShadowの場合なら、北緯36度の地域で冬至の時期に3メートルの棒を立てたときの影だということが読み取れます。そしてこれはただ表示されているだけなのではなくその数値を変えたりポップアップメニューを選び直すことでStickShadowに新しい別の影を描かせることができます。

測定地:北半球と南半球をこのラジオボタンで指定することができます。

緯度:直接任意の緯度を半角の数字で入力すれば測定地の緯度を変更することができます。

時期:StickShadowではポップアップメニューから、冬至、夏至、春分、秋分、立春、立冬、立夏、立秋の各季節を選ぶことができます。StickShadow Customでは太陽赤緯を直接指定することができるので、一年中あらゆる季節の影を再現することが可能です。

高さ:地面に突き立てる棒の高さをここで変更することができます。

日影データ表自動作成・更新:ここのチェックボックスにチェックが入っているとStickShadowの条件を変更するたびに8時から16時までの15分間隔の時刻にできる影の方向と、立てた棒の高さと影の長さの比をVectorWorksのワークシートの中に書き込みます。これによってきちんとした数値的な検証が容易になります。チェックボックスのチェックをはずした状態ならワークシートの内容の書き込みは行われません。書き込まれるワークシートにはReport_StickShadowという名前がつけられています。

表示設定:StickShadowが描き出した影の表示-非表示を細かく設定することができるダイアログを表示します(StickShadow9.5Jのみ)。

shadow4.gif
日影データ表自動作成・更新にチェックを入れていると上図のようなワークシートがつくられます。VectorWorksのリソースパレットで図形モードにチェックを入れると用紙上に図形として表示されます。
このリソースパレット(v.9.5Jの場合)は少しわかりにくいのですがときどき下の図の左側のようになっている場合があります。図形モードのチェックボックスが見つからないのですが、リソースパレット上部の赤丸で示した部分(MacOS Xの場合)をクリックすると右図のように横に広がって 図形モードのチェックボックスが現れます(v10Jの場合はVectorWorks10Jのマニュアルを御覧ください)。
shadow5.gif

sps_StickShadow表示設定


shadow6.gifStickShadowが描き出した影の表示-非表示を細かく設定することができます。チェックがはいっている時刻の影は表示され、チェックがはずされている時刻の影は表示されません。このダイアログはStickShadowを選択状態にしておいてからデータパレットの表示設定のチェックボックスにチェックをいれることでも表示可能ですが(v9.5Jのみ)、StickShadowに関係した図形を非表示に設定していてStickShadowを選択するのが困難な場合等には、このメニューからの方がStickShadowを選択状態にする必要がなく便利です。


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Vectorworks2010Jに対応したStickPackage15Jをリリースしました。Downloadのコーナーから直接ダウンロードできます。(2010.02.09)

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東昭博(あずまあきひろ)
神奈川県生まれ(♂)
東昭博一級建築士事務所代表...